フェチズム〜おもらし編〜

千夜一夜新刊サンプル
A5/20P/サカキ、三花合同誌です。
大概な本ですが、年齢指定は解除しました。
フェチ方向でジャーファルを愛でる本。苛めたり泣かせたり、そう言う趣旨です。

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〜前略〜
「ジャーファル」
呼びかけて、シンドバッドの袖を掴んでかたかた震えている腕を撫でる。
鳥肌の立った感じとか、本当に情事そのものだ。
必死に縋りついてくる時の腕とよく似すぎていて、ちょっとした悪戯心が頭をもたげた。
「…変な事、考えてるでしょう」
「いいや?」
「シン、ほんと、変なことしたら、一生口利きませんからね…」
釘を刺しているようでありながら、しかし、ジャーファルの手は離れて行かない。
「変なことねぇ…」
「シン」
「はいはい。子供の時は一度あったよなあ」
小さい時に怖い話をした夜、おねしょをしたことがあった。
怖がる姿が可愛くて腕に抱きこんで逃がさないようにして耳元でたっぷり可愛がった気がするが、多分その時、寝る前に一人で用を足しに行けなったんだろう。
「あ…」
ジャーファルの体がぶるっと震え、開きっぱなしの唇から小さく声が零れた。
「…した?」
「してませんよ!もう!ほんとデリカシーがない!出てけ!」
「出て行けって…無理だろう」
どうやら思わず声が零れただけらしい。
どこまで我慢するのか、心配半分、興味半分で取り敢えずまた見守る。
ジャーファルは僅かに身じろぎ、ゆっくりと膝を抱える姿勢を解いた。





 

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